私が塾の講師を辞めた理由

こんにちは、ホーリーです。

 

先述のとおり、私は新卒として塾業界で正社員として3年間働かせていただきました。

どの塾であったということをお伝えする気はないですが、もし悩んでいる方がいらっしゃったら少しでも知っていただけたらなと思ってまずはここを掘り下げたものを書かせていただこうと思いました。

3年間で辞めてしまっている以上私にとって良いことばかりではなかったのですが、続けたいと思っている自分もいたことをまずお伝えしたいと思います。塾業界で働いていると他の塾の方と交流する機会も今考えるとなぜかあったのですが、その塾その塾で勤務内容は大きく異なるようですし、同じ職場で働いている方が全員私のようになっているか、考えているかは分かりませんのであくまで参考程度としてご覧ください。

 

私が塾の講師を辞めた理由

① 勤務形態が子供と合わない

     この「子供」というのは自分の子供のことです。私の場合休みが「水曜日」と「日曜日」で、勤務時間が13時30分から22時00分でし   た。まだ子供がいたわけではありませんが、今後子供が生まれてきたときのことを考えました。

・平日子供が起きても私はまだ寝ている。子供が学校へ行ったあとに私が起きる。(会えない)

・子供が学校などから帰ってくる。私は仕事に行っている。(会えない)

・子供が21時くらいに寝る。私は仕事に行っている。(会えない)

といった感じで平日起きている自分の子供に会うことが難しいのかなと考えました。会えるのは土曜日の午前中と日曜日だけかも・・・と。人様のお子様と同様に自分の子供も大事に育てていきたいと考えた際にこの悩みにたどり着いてしまいました。

 

② 形ではない商品の販売

     服屋さんでは代金と引き換えに服という「物」が手に入ります。牛丼屋さんでも代金と引き換えに牛丼という「物」が胃に入ります。一方で塾という世界では教科書や参考書を売ることが目的なのではなく、子供を志望校へ合格させることが目的であり、それは必ず達成できるものではなく、合格が手に入らない子供も出てきます。合格が手に入らないということがそれまでを無駄だったかと考えると、身に付いていることもたくさんあるので、もちろん無駄ではありません。ですが塾が企業として生き残るためにもできるだけ多くの商品を売る方がよく、通常の授業とは違う特別講座のような商品の勧誘もしなければなりませんでした。間違いなく生き残るために必要なことではあったのですが私は正社員だったので授業以外にもこのような話を持ちかける機会も多く、私には向いてないと思う部分の1つでした。

 

③ 親ありき

    ②と繋がっている部分もありますが、子供の合格があくまで目的とはなりますが、お金を出してくださり契約してくださるのは間違いなく親御さんになります。単純に親御さんに費やす時間も多く、子供にもっと時間を使ってあげたいなと考えることが多かったです。ただ家庭との連携は必要不可欠なのでこれを0にするというわけにはいかないですし、このことに関しては私の考えが間違っていると仰る方の方が多いのではないかと思っています。

 

それでは。